雑誌の企画として定番の、街歩き特集。よく取り上げられる街といえば、銀座や自由が丘、吉祥寺などがあります。近年では、浅草、蔵前、清澄白河、門前仲町といった、東京の東側の下町も注目されています。
これらに加えて、最近注目されるようになってきたのが、「西荻」の愛称で呼ばれる西荻窪です。雑誌『Hanako』の春の恒例、吉祥寺特集号では西荻窪も一緒に紹介されていますし、『散歩の達人』の特集では、常連になっています。ただ、実際に行ったことのある人はそこまで多くなく、これまでの「住みたい街」調査では上位に上がってくることがありませんでした。しかし、今回私が行った「住みたい街」の調査では、ある層の女性から支持されていることがわかりました。
いったい、どのような人が西荻窪を好んでいるのでしょう?
西荻窪に住みたい女性の実像
前回は「住みたい街」ランキングでトップ常連の吉祥寺にいったいどのような人が住みたいのかを分析しました(「吉祥寺は『勝ちにこだわらない』人の桃源郷だ」)。その結果、1人暮らしの20代女性が住みたい街は、吉祥寺と、恵比寿、代官山、中目黒(3つの街で1つの選択肢)が同率で1位でした。
ただ、1人暮らしの女性でも、30代になると、吉祥寺や横浜みなとみらいと同率で、西荻窪が1位になっているのです。
第1位 横浜みなとみらい ・・・9.8%
第1位 西荻窪 ・・・9.8%
(注):住みたい人が50人以上いた街のみを抽出。
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