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ライフ #三浦展の研究ノート「街を読む、データを歩く」

西荻窪が「30代おひとり様」を惹きつける理由 女性の住みたい街は学歴や子の有無で激変!

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  • 三浦 展 社会デザイン研究者
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西荻窪の街を歩いてみると、休日の昼からカフェでお酒を飲んだり、平日夜に1人で食事をしている、あるいは焼鳥屋で一杯やっている女性をよく見かけます。30代になって、吉祥寺は好きだが、お洒落すぎてちょっと疲れる。もっと肩の力を抜いてまったり暮らしたい、という女性が西荻窪を好むのではないでしょうか。

高学歴女性を魅了する、西荻の「文化的なかおり」

古本を物色する女性。西荻窪には、古書店が6店もある(撮影:著者)。12月9日には、著者による講演会「誰が吉祥寺に住みたいのか」を開催する予定。

それから西荻窪には本好きが多いといわれています。つい最近まで、駅周辺に書店が5店もあり(今は1店まで減ってしまいましたが)、今でも古書店は6店あります。

そうした環境を好んでか、女性の小説家やエッセイストなどが多く住んでおり、男女ともに編集者も多いようです。

そこで、女性について住みたい街別に4年制大学を卒業した人の割合を調べてみると、西荻窪に住みたいと回答した女性の64%が4年制大学卒であり、1位です。つまり、西荻窪は高学歴女性の好む街だと言えます。

住みたい街別の4年制大学を卒業した人の割合(女性)
第1位  西荻窪 ・・・64.0%
第2位  祐天寺、学芸大学、都立大学 ・・・58.3%
第3位  久我山、浜田山、永福町 ・・・55.0%

(注):住みたい人が20人以上いた街のみを抽出。

 

住みたい街は、女性の学歴によってもタイプが異なってくるのかも知れません。そこで次に、女性の最終学歴を分母にして、住みたい街の違いを見てみましょう。

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【横浜みなとみらいが4大卒未満に人気のナゼ】

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