デキない男の「就活必勝法」が学生をまどわす 「強み」を語らせるのはあまりに時代遅れだ!

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「大学時代に打ち込んだことは何ですか?」。採用面接では実によく聞かれる質問ですが、これを就活生に問うのは適切ではありません(写真:Mills / PIXTA)

こんにちは。はたらく女性のかていきょうし、タブタカヒロです。

そろそろ就活が本格的にスタートするこの時期。普段は、はたらく女性にお仕事コンサルをしていますが、その女性たちのご紹介で、お子さんやお知り合いの「就活かてきょ」の依頼を受けることが多くあります。

就活生と話していると、DFDN(デキるフリしたデキない)オトコの考え方に就活生が毒されてるなぁ、といつも感じます。というのも、就活生に「自己紹介」をお願いすると、そろいもそろって、みな同じようなアピールをするのです。

借り物の言葉でアピールしても、人柄なんてわからない

「ボランティア(海外留学)で、貧富の差を目の当たりにしました」
「大学4年間、部活やサークルに打ち込んできました」
「……なので、『リーダーシップ』(『問題解決能力』、今年は『やり抜く力』も人気)があることが強みです」

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テッパン自己紹介をしてくる就活生たちに対し、ある人事は「それ以外でお願いします」とあらかじめ伝える、という荒技を使うと教えてくれました。「借り物の言葉じゃ、本人の人柄なんてわからないよね?」というのがその理由でした。

では、就活生はなぜこのようなアピールをしてしまうのでしょうか。原因は、就活生が参考にする「就活必勝法」にあります。学生たちが就活対策として知りたいのは、主に以下の2つです。

(1)自己分析の方法
(2)志望企業の内定ゲット方法
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