冬のインターンシップはなぜ短期で終わるか

事実上の「採用の一環」、来年はルール変更?

昨年12月に開催された「リクナビインターンシップLIVE東京」の様子。就活におけるインターンシップの重要性は増している (撮影:梅谷秀司)

就職活動におけるインターンシップの重要性は増している。大学3年生の夏休みや1~2月頃に開催されるインターンシップは、就職活動として早すぎると感じるかもしれない。経団連という日本最大の経済団体が「採用広報開始は3月1日から、選考開始は6月1日から」と定めているから、学生が「早すぎる」と感じるのはもっともなことだ。

1時間の面接では見極められない

しかし、実は、全ての企業がこの就活スケジュールに則っているわけではない。2016年卒入社の新入社員に話を聞いたところ、サマーインターンシップに参加してそのまま内々定、という学生もいる。のんびりしていると就活の成功確率が低下してしまう。インターンシップに参加した学生と、参加しなかった学生の内定獲得の差は、歴然としているのだ。

企業もインターンシップを重視せざるを得ない事情がある。近年は採用日程がタイトになっており、面接する時間も限られている。1時間未満の面接では学生を見極められない。そこでインターンシップで学生に会い、資質を見極めようとしている。「インターンシップで熱心に質問する学生は印象に残る」という。学生にとっても早くから企業と接し、職場に入って先輩社員の職務風景を見ることは有益だろう。

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