集中力の続かない人は「仕組み化」ができない

大事なチャンスをみすみす逃していませんか

目標に近づくための具体的な行動を日々に組み込んでしまうことが肝要です(写真:tomos / PIXTA)
新しいビジネスのアイデアを何百も持っている人はものすごくたくさんいます。しかし、実際に1つのアイデアを実行に移して、さらに成功までさせる人はどれだけいるでしょう? すばらしい本の構想を思いつく人は大勢います。けれども、実際に本を書いてベストセラーにする人はどれだけいるでしょう? 大当たりまで、あとほんの一歩だと信じている人は数多くいます。しかし、実際に高得点をあげる人はどれだけいるでしょう?
ある瞬間にはアイデアが針にひっかかったと感じても、チャンスを完璧にとらえる前に、それは逃げてしまいます――何が起こったのか、アイデアがどこに行ってしまったのか、どうやって逃げ去ったのかもわからないまま。
ハーバード大学医学博士のエドワード・M・ハロウェル氏は、著書『ハーバード集中力革命』の中で「私たちが、集中を妨げられることなく、まるまるとした大物のマスのようなアイデアをつかまえるいちばんの方法は、正しい“網”、すなわち「仕組み」を編み出すことにある」と言います。

正しい「仕組み」づくりがすべてを可能にしてくれる

私たちはつねに行動しつづけなければなりません。ほかの選択肢はなく、できなくなるまで毎日行動しつづけるのです。脳も昼夜を問わず信号を放出し続けます。あなたがそうしたかろうがしたくなかろうが、死ぬまで動こうとします。

そんな中、多くの人は「仕組み」を持たないために、方向性や一貫性のない時間を浪費してしまいます。「一見すばらしそうな」ものを見つけては次々と飛びつきますが、何も具体的な形にできないまま、感情に振り回され、あなたの世界は邪魔と中断でいっぱいになってしまいます。思考に芯が通らず、突然現れてはすぐに消えてしまう単発的な行動がまるで嵐のように吹き荒れます。

この状態は、集中力の欠如、目標設定の不十分さ、エネルギー不足、心配性、頑張りすぎ、サポートの欠如といった障害によって引き起こされます。そして、これを解消するには、適切な仕組み――計画やスケジュール、目標の優先順位――を作り出すしかありません。

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