「計画倒れに終わる人」は時間管理が甘すぎる やるべきことに集中するための3原則
なぜ、いつのまにか忙殺されるのか?
忙しさや業務難易度を心理的なステージに置き換えたものとして、コンフォートゾーン、ラーニングゾーン、パニックゾーンという3階層についてはご存知だろうか。
コンフォートゾーンは文字どおり、居心地がいい状態。「やりたいことしかやらない」「重荷として感じるものはすべてパス」する状態である。そしてラーニングゾーンは適度に忙しいが充実感がある状態。パニックゾーンは完全に自分のキャパシティを超えるほど忙しい「逼迫した状態」のことだ。
人や企業が成長するためにはコンフォートゾーンを出ることが大前提である。仕事の難易度が上がれば、仕事の量も増えるので仕方のない話である。ただ、そうかといってあまりにやるべきことが増えるとパニックゾーンに入ってしまい、一気に生産性が落ちてしまう。
よって人や企業にとっての理想は、常に「適度に忙しい」状態のラーニングゾーンを維持することになるのだが、そのためにはタイムマネジメントで適時、自分の抱える仕事量を調整する必要がある。
そうはいっても、時間がなければいくらタスクが整理されていても実行に移せない。事実、若いビジネスパーソンほどマルチタスクに苦手意識を持つ。
特に初めてチームを率いるような立場になると、自分のことに専念するわけにもいかなくなるし、より俯瞰した目線でさまざまなPDCAを回していかないといけない。これではあっさりパニックゾーンに入っても仕方がない。そのときにはじめてタイムマネジメントの必要性を痛感するわけだが、タイムマネジメントといっても方法は3つある。
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