「計画倒れに終わる人」は時間管理が甘すぎる やるべきことに集中するための3原則

拡大
縮小

「入れかえ」のために 重要・緊急マトリクスを使う

 まず緊急度を横軸、重要度を縦軸とする。そして右上から第Ⅰ事象が「重要・緊急」、右下の第Ⅱが「重要・非緊急」、左下の第Ⅲが「非重要・緊急」、左上の第Ⅳが「非重要・非緊急」を置く。そこにまず、現状抱えている仕事や、行なっていることをプロットしていく。

実際に仕事をプロットする場合の基準としては、重要度については3段階に分けて、上位の2つを重要領域に、最下位を非重要領域に置く。緊急度については3カ月未満の話であれば緊急、3カ月以上であれば非緊急に置けばいい。

ちなみに先ほどの「捨てる」プロセスをこのマトリクスで行なってもいい。いざ自分の時間の使い方をマトリクスで整理してみると、「非重要」領域に属する仕事が想像以上に多いことに気づくだろう。

次ページ自分にとっての「無駄」を省くために
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT