「やる気はあっても動けない」自分を操るコツ 脳科学的に正しいやり方、教えます
マイナスな言葉はNG
私たちは無意識のうちに、なにげない言葉を毎日大量につぶやいています。
このつぶやきを心理学の専門用語で「セルフトーク」と呼びます。スポーツの世界でも、ビジネスの場でも、このセルフトークが重要な役割を果たします。
ここでひとつ重要なことがあります。それは、マイナスな言葉をつぶやかないということ。たとえば、やる気が出ない時に「もっとやる気を出さなきゃ!」「私ってだめだなあ」と発するのは逆効果です。なぜなら「やる気がない、だめな私」を自らに再認識させてしまうと、ネガティブな感情にとらわれ、ますます行動しづらくなるからです。そんな場合は、
「今はやる気がなくても大丈夫」「行動を起こせば自動的にやる気は生まれてくる」などと自分自身に語りかけましょう。
言葉は行動の導火線です。マイナスな言葉を口にすれば気持ちが萎縮し、消極的な行動しかできなくなります。一方、プラスの言葉をつぶやけば、気持ちが高まり、積極的な行動ができるようになります。当たり前のようで、意外と実践していない人が多いのではないでしょうか。
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