「やる気はあっても動けない」自分を操るコツ 脳科学的に正しいやり方、教えます
言葉だけではなく「声」にも、やる気を高めるヒントが隠されています。たとえば、どんな団体スポーツでも、小声でコンタクトをとっているチームが、大声で指示を出し合っているチームに勝つことはあまりありません。
声で気持ちを切り替えることもできます。たとえば、肉体的に疲れてくると、やる気や集中力が低下します。そのようなときに、声を出すことによって体はやる気モードに変わるのです。これを専門的には「サイキングアップ」と呼びます。
ハキハキ言うことで先制する
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「声出し」はビジネスシーンでも役立ちます。やる気を高めたかったら大きな声を出せばいいのです。とはいえ、職場であまり大きな声を出しづらかったら、ハキハキと自分に気合いを入れる言葉を発しましょう。
初対面のあいさつで、「○○社の○○と申します!」とハキハキと言う。会議の場で、まず「よろしくお願いします!」と先制して言う。
このことは、声だけでなく、行動についても言えます。元気を出したいと思ったら、素早い行動をするのがいいでしょう。小走りするような感覚で機敏に動く。上司に呼ばれたら、スクッと席を立つ。外出するときには小走りで会社を出る……。元気が出る言動を先にとることで、あとから気持ちもやる気モードに追いついていきます。
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