世界から「特別扱い」される人が育つ仕組み スタンフォードでは、仕組みを作って合理的に褒める(後編)

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褒められるべき日々は、卒業後も続く

さて、前回(必要条件「ガリ勉」を満たしたら、次は?-スタンフォードでは、仕組みを作って合理的に褒める:前編)はアメリカの大学が、いかに優秀な学生を褒めるか、そしていかに特別扱いしているかを、一部スタンフォードの例なども挙げながら紹介した。

卒業に際して優秀な学生に「称号」を贈ったり、上級の講義タイトルに「名誉」を意味する「Honors」がくっついていたり、特別な卒業論文プログラムを用意していたり。

褒められることによって、もっと褒められたくなる、そんな学生の思いを向学心につなげるための仕組みが、ここにはあるのだ。

そして、今回はその続きを、学者になってからのことも交えながら、さらにお話ししていきたい。

著者撮影:恩師であり現在は同僚でもあるアルヴィン・ロス先生(左から2番目)のノーベル賞受賞記者会見@スタンフォードにて

学者になってからの賞にもいろいろとあって、中でも有名なのは、やはりノーベル賞だろう。

だが、そのほかにも大小、実にさまざまな賞があるのは、研究者のことをなんとか褒めてやって、業績を上げさせようということか。ほとんど、必死なようにさえ思う。

僕もこの間、スローンフェローシップという賞をもらったのだけど(読者のみなさんはたぶん聞いたこともないのではないかと思う)、それが結構みんなに褒められた。

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