ただ、英語では a one-shoulder backpack や a one-shoulder bag とは言わないことだけは確かです。
キャリーバッグは英語では?
遺体袋騒ぎは解決したのですが、話題の「ボディバッグ」。見に行くと、タロウさんが手に取るのは、財布とスマホを入れたらあとは何も入らなさそうな小さいものばかり。「ひったくられないように」との防犯のつもりなのでしょうが、What are you going to put in the fanny bag (sling backpack)? (ボディバッグに何入れるつもり?)と聞くと、タロウさん My phone, wallet and passport. (スマホと財布とパスポート)とのこと。ああ、やっぱり。
「ホントに防犯したかったら、そんな大事なもの、目の届かない背中につけて歩き廻るより、財布は持たずに小銭入れとカードをポケットに、スマホは反対のポケットに、パスポートは首から掛けてシャツの中に入れて、基本手ぶらでいるほうがいいと思うけど……。現金を持ち歩いたり、ブランド物の財布を持ち歩いたりするのはやめた方がいいよ」
そんな筆者のアドバイスを聞いて、タロウさん、結局ボディバッグは買わないことにしました。
Okay, what’s next then? (じゃ、次は?)と聞くと、
とのこと。一瞬、「手ぶらじゃなくて I want to carry a bag. (バッグを持ち歩きたい)」と言ったのかと思いましたが、いわゆる「キャリーバッグ」や「キャリーケース」のことだとすぐ気がつきました。キャリーケースはシンプルに、
でよいでしょう。通常のスーツケースも、キャリーケースも、英語では基本的に a suitcase と呼んでしまいます。どうしても説明をつけて区別したいなら、
でしょうか。すると、タロウさんまたしても納得いかない様子。「キャリーバッグはスーツケースとは違う!」うーん、英語では一緒なんですけれど……。
仕方がないので、あまり使わないのですが、「a roller bag や a trolley bag という名前もあるにはある」と教えました。日本語でもキャリーケースを「コロコロ」とから「ガラガラ」とか呼ぶ人もいますよね。間違いではないし通じますけれど、「コロコロ」って言うと、個人的に筆者は、掃除で使うやつとか懐かしのマンガ雑誌を連想しちゃいますけれど、タロウさんは満足げに
と言っていました。が、皆さんは、a suitcase で覚えていただいたほうがベターですよ。
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