キンコン西野流「嫌われてもOK」な仕事術 目立つと叩かれる日本でこそ、個で生きろ!

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「嫌われても構わない」という哲学を持つ西野氏には、余裕が感じられます
「会社からの給料=ストレスの対価」という考えを改め、「仕事になるまで遊ぶ」ことが重要だと語る、お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣氏。また、これからは「影響力のある個人」の時代が来る以上、肩書に縛られて活動を限定することはありえないというのが、彼の主張だ(インタビュー前編:キンコン西野氏「肩書は、今すぐ捨てなさい」)。
しかし、日本では個人が目立つと、どうしても叩かれ、嫌われる。自分の好きなことをして、思う通りにしたいと心では思っていても、周りの空気を読んで控えめにしておくことが「賢い処世術」と考えている人もまだまだ多いかもしれない。芸人、絵本作家、上場企業の顧問など、肩書を越境して仕事をし、「影響力のある個人」としての生き方を体現する、西野氏のインタビューの後編では、個人が目立てば必ず現れる「アンチ」に対する考え方を中心に、逆境をどう仕事に生かすべきか、聞いた。

「国民総ツッコミ」時代だから、おいしい

――FacebookやTwitterなどのSNSが発達して、誰が何を言っているか、常にお互い見ている状態になっています。以前と比べて、他人の価値観とぶつかることが分かってしまう傾向があって、個人を表現することを恐れている人が増えている印象もあるんです。どのように考えれば乗り越えられるでしょうか?

なるほど。でも、みんな見てるということは、つまり、自分に対するツッコミが多くなるということ。昔に比べて「国民総ツッコミ」みたいな時代になったから、アクション起こしにくいってことですよね?でも、それって全く逆でしょう。

ツッコミが多いんだから、少ないカロリーで大きいインパクトを残せる。昔だったら、テレビのバラエティでも、「誰かの愛車を爆破!」とか、そういうことでもしないと「うわー、スゲーことやったな」とならなかった。今、自分がやっているような小ボケなんて、全然拾われもしなかったですよ。ツッコミが多い時代って、「ああ、じゃあ自分はボケにいけばいいんだ」ってことさえ分かれば、すごい生きやすいですよね。

よく、ヨットのたとえを出すんですけど、ヨットは風を利用して前に進んでいます。追い風の時はもちろんだけど、向かい風であろうと、帆の傾け方次第で前に進むことができる。だけど、無風状態だったら手漕ぎで進まなくちゃならないわけですから、大変な労力です。

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