わが子をグローバルエリートに育てる極意 落ち着きのない息子、ムーギーに、私が施した教育とは?

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普通のおばさんのつぶやきコラムです

初めまして。大層なコラムを担当することに、なりました。まず“グローバルエリート”という言葉を息子が名乗るのは、息子特有の冗談とはいえ、大変恥ずかしく思っています。このコラムのタイトルにも“グローバルエリートを育てる極意”とありますが、私の意向ではございませんので、あらかじめご了承ください。

確かに私の4人の子供は、外資系金融関係と公認会計士と海外の弁護士、あと1人は北米の某著名大学の教員になり、就職難のご時世に、4人全員が専門職に就いたことに対して、どのような家庭教育をしたのかと、よく人から聞かれます。

ですが、勉強したのは本人で、私が「外資系金融関係に進みなさい」とか「会計士になりなさい」と、仕向けたことはいっさいありません。私の手柄もあったように、ひとつやふたつは後付けで申し上げることは簡単ですが。

ただ私は、男の子はもちろん、女の子も自分自身を一生食わせるための職業、いわゆる手に職をつけることは、賢母が言うように言葉にこそ出しませんでしたが、至上課題として子育てをしたと、断言できます。

勉強をする環境作りには細心の注意を

「言葉にしなかったのに子に伝わるのか?」と疑問に思う方もいるでしょうが、医者の子に「医者になるのが義務」と押し付けても、医者になれなかったり、ならなかったりした例はいくらでもあります。

そのようなプレッシャーを与えることは絶対にしませんでしたが、勉強をする環境作りには、とても心を配りました。子供に「勉強しなさい」と口酸っぱく言っても、親が遊びほうけたり、悩み事にかまけて心が子供から離れたりしていては、いくら静かな環境でも、よい環境とはいえないと思うのです。

受験勉強をしている子供の心に、プレッシャーを与えず、まず寄り添うこと。そうすることで親の信念や願いはおのずと伝わり、学生の本分である「勉強」が、本人にとっても重要な意味を持つものであることが、自然に体で理解できるようになっていくのです。

次ページどのような山を登るのか、ルートは子供任せ
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