入社半年以内でも「有給休暇」を取得できるか 日本の会社員は自分の有休日数すら知らない

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日本の職場は有給休暇を取得しにくいが、取得が義務化されるかもしれない(写真: Rawpixel / PIXTA)

 就活生の皆さんは年次有給休暇取得が義務化されるという法案が国会で審議されていることをご存知でしょうか?

日本の職場では有給休暇が取得しにくいという現状に鑑み、年10日以上の有給休暇が付与されている労働者に対して、そのうち5日は付与後1年以内に「時季」を定めて義務的に取得させなければならないというものです。

今年4月から施行という当初予定は先送りされましたが、早ければ来春にも施行される可能性があります。そもそも有給休暇の取得しやすい会社かどうかは、就活生にとっても関心の高い要素の1つです。

有給休暇の平均取得日数は8.8日

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しかし、有給休暇を完全に取得できる職場は珍しく、付与された日数の半分も消化できていないのが実態です。昨年10月、厚生労働省が公表した平成27年「就労条件総合調査」では、労働者1人平均の年次有給休暇の取得日数は8.8日、取得率は47.6%でした。

取得日数と取得率を企業規模別にみると、1000人以上が10.1日、52.2%、300~999人が8.7日、47.1%、100~299人が8.0日、44.9%、30~99人が7.6日、43.2%と、規模が大きいほど取得率は高くなっています。また、業種別では「電気・ガス・熱供給・水道業」が13.6日、69.8%と高く、「宿泊業、飲食サービス業」が5.4日、32.2%と低くなっています。

また、オンライン旅行会社のエクスペディア・ジャパンが公表した「世界26ヶ国、有給休暇・国際比較調査2015」によると、日本の有給休暇消化率は60%、2年連続でワースト2位(ワースト1位は韓国)となっています。一方、ブラジル、フランス、スペイン、オーストリア、香港の消化率は100%の達成率です。

また、自分の有給支給日数を知らない人の割合では、日本が53%と他国を圧倒して高くなっています。

本来、有給休暇は労働者が請求することによって取得できる制度です。せっかく休む権利が与えられているわけですから、自分の付与日数くらいは把握しておきたいものです。

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