――ちなみに自分の結婚は?
母親に「いい人を優先的に回すよ」なんて言ってもらっている(笑)。私は結婚してもしなくてもどっちでもいい。子どもは欲しいけれどね。
23歳で一度結婚して2年後に別れたときは、どうしようもなかったの。遊びたい盛りだったから。相手は8歳上で、とても安定感があった。でも、私は結婚生活をつまらないと感じたんだから仕方ない。「こんな平凡な人生を送っていいのかな~」と思ってしまった。元夫とは友だちだから、たまには連絡を取り合っているよ。
かつての美少女的な風貌は薄れ、溌剌とした女性経営者の片鱗を見せる石原さん。すべてが準備段階とはいえ、自信と展望のようなものを強く感じた。愛知に戻ってきてからは日々が楽しくて仕方ないらしい。
石原さんは、「現場で働くよりもオーナーとして場を作る側に回りたい」と言い切る。明確なマネジメント志向だ。僕の周囲には職人タイプが多いので新鮮だった。
14年間、東京で会社員として職人的な働き方をしてきたからこそ、「のんびりした」地元に戻ってからは、経営者としての視点でビジネスチャンスや人材を見つめられるのかもしれない。
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