マレーシアの娯楽大手、ゲンティンに投資する

オリエンタルランドを上回る成長力

ここまで、インドネシアやタイについて解説をしてきましたが、今回はマレーシアのオススメ銘柄について解説します。

マレーシアは、1人当たりGDPが1万ドル以上と、タイの2倍、インドネシアの3倍程度で、ASEAN主要国の中でシンガポールに次ぐ経済発展を遂げている国です。私は自身の投資のための調査や、資産運用のアドバイスをしているお客様の海外移住・海外不動産投資についての情報収集をかねて、ここ2年ほど、毎月のように東南アジアに出張しています。

クアラルンプールとバンコクには、明確な差がある

その中で、よく感じるのは、マレーシアの首都KL(以下、クアラルンプール)とタイの首都バンコクの間に、新興国と中進国の「分岐ライン」があるということです。バンコクでは市の中心部で、落ち着いて散策でき、屋外で飲食を楽しめるような場所はまず見当たりません。その点、たとえばKLのKLCC地区やブキット・ビンタン地区であれば、車もそれほど混み合っておらず、静かなうえに、歩道もゆっくりと散策できるだけの余裕があります。最近は、屋外カフェも見かけるようになってきました。

KLを中心として、世界的にみても、中進国と呼ばれるところまで発展してきているマレーシアでは、タイやインドネシアのように基礎的な産業や製造業、小売業だけではなく、サービス業も含めて投資対象としていくべきでしょう。

次ページ1人当たりGDPが1万ドル超で、はやるビジネスとは?
マーケットの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ブックス・レビュー
  • ほしいのは「つかれない家族」
  • 野口悠紀雄「経済最前線の先を見る」
  • インフレが日本を救う
トレンドライブラリーAD
人気の動画
パチンコホール「ガイア」店舗撤退で大激変する勢力図
パチンコホール「ガイア」店舗撤退で大激変する勢力図
地方スーパーが撃沈「コスモス薬品」の破壊力
地方スーパーが撃沈「コスモス薬品」の破壊力
ネットで生卵がメチャメチャ売れる驚きの理由
ネットで生卵がメチャメチャ売れる驚きの理由
やる気を削がれる人と奮起する人の決定的な差
やる気を削がれる人と奮起する人の決定的な差
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
サプライズと配当成長株で勝つ<br>株の道場 成長先取り編

菅首相の退陣決定を受け、東証株価指数が31年ぶりの高値へ急騰。日経平均株価も3万円を超えました。本特集では9月17日発売の『会社四季報』秋号を先取りし、上方修正期待の大きいサプライズ銘柄を抽出。株価上昇を享受する方法を会得しましょう。

東洋経済education×ICT