ベトナムの超優良電力会社に投資する

日本の公益系企業を上回る、「異次元」の営業利益率

ここまで、インドネシア、タイ、マレーシア、シンガポールとオススメの投資先を紹介してきましたが、いよいよ最終回のベトナムです。

ベトナムの話をする前に、フィリピン市場にふれて起きたいと思います。同国では、昨年から株式指数が史上最高値を更新し続けていて、先日も長期債が投資適格に格上げされたことで、上昇ペースが加速しています。

フィリピンでもオススメの個別銘柄を紹介したいところですが、残念ながら日本国内の大手ネット証券を通じてフィリピンの個別株式には投資できません。フィリピンについては、本連載の1月18日のコラムで紹介した、ETFなどを利用して投資されてください。

ベトナムの1人当たりGDPはインドとほぼ同じ

さて、ベトナムは、今回の連載で取り上げた東南アジアの主要6カ国(インドネシア、タイ、マレーシア、シンガポール、フィリピン、ベトナム)の中で、2011年時点の1人当たりGDPが約1400ドルと最も低くなっています。

ベトナム株式は、日本でも人気になりつつありますが、マーケット全体の時価総額が約3兆円と極めて小さく、経済的にも未発展であるために、新興国(エマージング)ではなく、より未熟な市場のカテゴリである「フロンティア」に分類されています。

このカテゴリは、ETFなどが連動する指数として最もよく使われるMSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)社によるものですが、東南アジアの主要6カ国ではシンガポールが先進国(ディベロップド)、インドネシア・タイ・マレーシア・フィリピンが新興国に分類されています。

次ページフロンティアに属するマーケットに投資するには?
マーケットの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 就職四季報プラスワン
  • 森口将之の自動車デザイン考
  • ネットで故人の声を聴け
  • 井手隊長のラーメン見聞録
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
中国を知り尽くす異能の外交<br>官 垂秀夫 新中国大使

中国に幅広い人脈を持ち、アグレッシブな仕事ぶりで知られてきた垂秀夫・在中国大使。世界情勢が激動する中で国力差が開く日中関係をどう舵取りするのでしょうか。中国が最も恐れる男が日中関係のリアリズムを語ります。

東洋経済education×ICT