営業利益80%弱の優良電力企業、ビンソン社
さて、ビンソン・ソンヒン・ハイドロパワー社の最大の魅力は営業利益率の高さです(右)。減価償却が済んだダムにより発電を行っているため、発電原価は非常に安く、直近の業績では営業利益率が80%近い驚異的な数字となっています。
原発停止後に巨額の赤字に苦しめられている日本の電力会社とは全く異なる高収益性であることは、数字を比較するまでもありません。
「チャイナプラスワン」の流れを受けて、ベトナムへの製造業を中心とした国内企業の進出は進んでいますが、ベトナム発の製造業が外資勢と対抗していくにはまだまだ時間がかかるでしょう。どのような産業が発展したとしても、確実に需要が増える電力などユーティリティ企業や建設などのインフラ関連で、高収益で財務体質が強固な企業に投資していくことをオススメします。
本連載は今回が最終回となります。
全9回と短い連載でしたが、これまで中国・インドに隠れるかたちであまり注目を浴びてこなかった東南アジアの経済や金融市場の魅力について知っていただく機会に、本連載がなればうれしく思います。
弊社では今年の夏にシンガポールにも法人を設立し、東南アジア全域での移住や資産運用のアドバイス、不動産の紹介を強化していく予定です。本連載で東南アジアに関心を持たれましたら、ぜひ弊社S&S invesmentsのWebサイトからお問い合わせくださるよう、お願い申し上げます。ご愛読ありがとうございました。

