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政治・経済・投資 #シンガポールで学ぶワールドクラスの投資法

マレーシアの娯楽大手、ゲンティンに投資する オリエンタルランドを上回る成長力

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カジノの独占・寡占が崩れるリスクに注意

予想PERも14.4倍と割安です。時価総額が1兆円以上とすでに、かなりの規模となっているところは気にかかりますが、欧米のカジノリゾート運営企業には米国サンズ社など3兆円以上の時価総額を誇る企業もありますから、海外事業の拡大に成功すれば、一段の成長も見込めるでしょう。

シンガポールにあるゲンティン社のリゾート、「リゾート・ワールド・セントーサ」は先ほど紹介した「ゲンティン・ハイランズ」と打って変わって洗練された都市型リゾートの趣ですし、マニラのカジノリゾートも新たにホテルを建設していくようです。

カジノ事業が免許制であるため、各国政府との緊密な関係性を維持していけるのかという点に注目する必要があります。マカオでは、1社独占であったカジノ事業が外資系にも解放されました。マレーシアではゲンティン1社のみ、シンガポールでは米国サンズ社とゲンティン社の2社のみ、マニラではゲンティン社など4社のみという現在の独占・寡占態勢が崩れると、収益性は大きく損なわれ、企業価値も棄損してしまいます。

通常の財務データのチェックに加えて、こうした国々でのカジノ免許に関する報道を注視するようにしてください。ゲンティン社は、SBI証券や、楽天証券で購入できます。

次回は、シンガポールのオススメの投資先を紹介します。

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