子どもの「フィルタリング」はLINEでは無効だ

アダルトサイトはSNSで簡単にシェアされる

高校生はもちろん、最近は、中学生でもスマホを持っている(著者撮影)
子どもがスマホを持ちたいいちばんの理由は、「LINE」を使いたいから。わが子も中学生になるとき、LINEをするためにスマホデビューしました。親としては安全に使える状態で手渡したかったのですが、フィルタリングや設定では防げない穴もありました。今回は、ひとりの親としての悩みを含めてお話します。

スマホが欲しい理由は「LINE」

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今さら言うまでもなく、子どもたちはLINEが大好きです。MMD研究所が2016年7月に発表した「中学生のスマートフォン利用実態調査」によると、スマートフォンを持ったとき、いちばんしたかったことの第1位は「LINE」で53.0%でした。次点の「ゲーム」の19.2%を大きく引き離す結果です。

また、中学生の子どもにスマートフォンを持たせた時期は、「中学1年生から」が最も多く、48.7%でした。調査では、小学5年生から徐々に持たせ始めている実態が見てとれます。

つまり、LINEをするために中学1年生からスマホデビューする子どもが多いのです。実は、私の次女もまさにこれに当てはまります。中学に入ると、部活の連絡がLINEやメールで来るようになります。さらに、塾や習い事の時間帯も夜遅くなり、親との連絡も密に取る必要が出てきます。また、進学先が異なる小学校時代の友達とも交流を続けたいという希望も持ちます。この時期に「スマホ」、そして「LINE」を始めたいというのは、自然な流れでしょう。

ただ、中学1年生という年齢は、まだまだ精神的に幼い子どもです。つい最近まで小学生だった次女を、いきなりインターネットにあふれているむき出しの情報に触れさせるのには抵抗がありました。それは、長女をスマホデビューさせたときに経験した後悔もあったからです。

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