東洋経済オンラインに集いし労働者・学生・市民諸君!「若き老害」こと常見陽平である!
世界最大のプロレス団体、WWEの日本公演が7月1日(金)、2日(土)に東京・両国国技館で開催された。
その日、リングに女神がいた。最高にかっこいい日本人女子レスラーが。彼女の名前はASUKA(明日華)。日本では、華名のリングネームで活躍していた。大阪出身の彼女は、美術短大を卒業し、会社に入ってデザインの仕事をしていたという異色の経歴の持ち主だ。女子プロレスデビュー後も「本人主催興行を行う」「他団体に積極参戦する」「プロレス以外にも会社を経営する」など女子プロレス界の異端児として知られていた。
2015年9月にWWEと契約。関連団体の「NXT」で活躍し、2016年の4月にはNXT女子王座であったベイリーを倒し、無敗のまま、日本人初のNXT王者となった。
1人の日本人女子プロレスラーが、WWEから最上級の評価を得てスカウトされ、日本を離れ世界を舞台に活躍するまでに、どのような経験をしてきたのか。ASUKAが世界のファンを魅了するのはなぜか。日本人が世界で活躍するために必要なポイントは何か。プロレスファン以外もぜひ読んで欲しい!世界で活躍する負けない日本人女性の声を聞け!
世界最大のプロレス団体が認めた自己プロデュース力
常見 陽平(以下、常見):昨日(7月1日)の試合、感動しました。泣きましたよ。
ASUKA:本当ですか?
常見:ASUKAという名前が出た途端、会場は大歓声でした。入場してコーナーポストで衣装を広げた時の「華」がすばらしかったです。言葉にできないカッコよさでした。プロレスのスタイルも、グランドや関節技の攻防から、ASUKAさんオリジナルのダンスをするパフォーマンスまで、日本のプロレス、ASUKAさんの過去と現在がつながっていて。しかも、米国、世界のプロレスの要素も入っている、という。プロレスってこんなにすごいのかと思いました。
ASUKA:ありがとうございます。
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