住み込みのメイドさんを雇う日本人の本音 「メイド大国」シンガポールの事例に学ぶ

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――メイドさんとのコミュニケーションはどうしていますか?英語ですか?

Cさん:ミャンマー人のメイドさんを雇っているんですけど、彼女は英語ができなくて。文章ではなく簡単な単語、それもシングリッシュ(シンガポール訛りの英語)っぽく話せば伝わることがわかりました。日々の生活でそれほど高度な会話は必要ないので、支障はないです。

Eさん:わが家のメイドさんも英語がダメ。私がインドネシア語を覚えました。でも初めは私もインドネシア語ができなかったので、絵を描いて、指差しをしてコミュニケーションを取っていました。

Aさん:家族内では日本語で、メイドさんとは英語です。メイドさんは日本語がわからないので、それが家族とメイドさんのちょうどいい距離感になっているかも。

――様々な国のメイドさんがいますが、宗教や習慣上、気をつけていること、気になることはありますか?

Aさん:フィリピン人のメイドさんはクリスチャンが多く、彼女たちにとってクリスマスは特別。ある朝起きたら、クリスマスツリーが飾り付けられていました。

Bさん:うちもテーブルがクリスマス仕様になっていました。それからお国柄といえば食べ物も気になります。フィリピン人は、とにかく炭水化物をたくさん食べるからか、おかずの味付けが濃くなりがち。注意しないと、お味噌汁がどんどん濃くなっていく。

Cさん:ミャンマー人のメイドさんで、宗教は仏教。ミャンマー人のメイドさんを雇うことに決めたのも、日本人にとって仏教文化はなじみがあるかなと思ったから。今のところ特に違和感なく過ごせています。

Dさん:うちはインドネシア人でイスラム教徒。わが家もイスラム教徒だから、断食や断食明けのお祝いの大切さも共感できます。ハリラヤのときは、ボーナスを奮発してるんです。

Eさん:うちのメイドさんもイスラム教徒。豚肉は調理できるけど食べない。断食の時期は、やはり体力的に大変そうなので、仕事量を少し減らしたりしています。

子どもとメイドさんの関係

――ご家族とメイドさんの関係について教えてください。先ほどもしつけの話が出ましたが、子どもとメイドさんの関係はいかがですか?

Cさん:子どもがもうすぐ3歳、下の子が1歳半。最近メイドさんを雇い始めたんですが、まだ子どもはメイドさんに懐いていないです。数時間くらいなら預けて外出できるけど、子どもたちが慣れるまでもう少し時間がかかりそう。

Bさん:うちは子どもがまだ1歳。メイドさんと子どもが一緒にいる時間が長いからか、メイドさんに懐きすぎてしまって、私が寂しくなってしまうことも。メイドさんが子どものことを可愛がってくれている証拠なのだけれど、母親として複雑な心境ですね。

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