好感度大!英語の達人が使う「お礼の言葉」 これだけ覚えておけば礼儀はバッチリ

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こういった thank you for ---ing の文は、表現を付け足して「わざわざ~していただきありがとうございます」と謝辞を強調することができます。trouble bother を使って、次の例のように thank you for と動作表現の間に挟んでみてください。相手が自分のために何か骨を折って行なってくれたときに使うことができます。

Thank you for taking the trouble to make a vocabulary list every week.
Thank you for going to the trouble of making a vocabulary list every week.
Thank you for going to the bother of making a vocabulary list every week.
(毎週、わざわざ単語リストを作っていただきありがとうございました)

take the troublego to the troublego to the botherはすべて to doof doing のどちらとも一緒に使うことができますが、よく耳にするのは上記の組み合わせで、よりしっくりきます。個人的な好みにもよるかもしれませんが、これから覚えるのでしたら、このセットで覚えておくとよいでしょう。

また、the trouble the bother の前に all を付けると、さらに強調することができます。

Thank you for going to all [the trouble / the bother] of sending me the photos. (わざわざご丁寧に写真をお送りいただき、ありがとうございました)

付け足しのバリエーション

似たような意味の表現で go out of one’s way to ~ という付け足し表現もお礼の強調として使うことができます。これは直訳すると「回り道をしてまで~する」という意味ですが、「わざわざ~する」という意味を表します。

Thank you for going out of your way to visit me on my birthday.
(私の誕生日に、わざわざ会いに来てくれてありがとう)

付け足しのバリエーションとして一緒に覚えておいてください。もし、お礼を述べる動作が comego(来る・行く)bring take([持って・連れて][いく・くる])などの往来の動詞であれば、次のような付け足し表現も便利です。

Thank you for coming all the way to this party.
はるばるこのパーティーにお越しいただきありがとうございます)
Thank you for bringing me all the way to the beach.
はるばる海まで連れてきてくれてありがとう)

all the way を目的地の表現の前に付け足すと「はるばる~まで」というニュアンスになります。「遠いところ」と距離感を強調することで、お礼の表現もちょっとグレードアップしますね。

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