外国人ばかりの会議や会食では、次々と展開していく話についていくだけで精いっぱい。ときおり、予期せずに意見を求められると、焦ってI think so. (同感です)やI don’t know (さあ)と言ってごまかす。自分から何かを言う機会などなく、ひたすら笑顔でうなずいているうちに終わってしまう……。こんな経験をしたことはないでしょうか?
「自分以外はほとんど外国人」というような状況で、英語でほかの人を押しのけて発言していくのって、結構パワーが必要ですよね。でも、しっかり発言しないといい成果につながりません。今回は、英語で発言のチャンスを得るために覚えておきたい、便利な表現を紹介します。これを知っておけば、次の出張や会議も少しは気が楽になるかもしれませんよ。
他人の発言を自分のチャンスに
ある商社に勤めるタロウさん。外国人に囲まれて会議をすることがよくあるそうですが、発言するタイミングがつかめずに苦労していると相談されました。今か今かと間合いをはかっているうちに、結局言おうと思っていたことを言わずに終わることもあるのだとか。
タロウさんのように、発言の機会をつかみたいと言う方は、speaking of…(~と言えば)という表現を覚えておくと便利です。相手の発言を受けている感じを出しながら、発言することができる表現です。
自分の言いたいことと関連しているキーワードを、誰かの発言に見つけたらチャンス。その人の発言が終わった直後に、すかさず相づちを打ちながら自分の意見を言ってみてください。いざとなったら、「それって本当に関連している?」と思うくらいのキーワードでも飛びついてしまうこともできます。英語では、言った者勝ちなところがあります。
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