ここまで変わった!新生TOEICを「大解剖」

第210回のリーディングはどうなった?

新TOEICで割合の増えた「長文問題」。単語力がますます重要に(撮影:引地信彦)
TOEICの問題形式が、先日5月29日のテストより変更されました。新テストの形式に対応した『Storyで覚える! TOEICテストエッセンシャル英単語』(かんき出版)を手掛けたTOEIC講師が、実際に受験してきました。出題された問題の形式、傾向はどのようなものだったのか、2回に分けて解説していきます。前回の記事では、改定後のリスニング問題のレビューを行いましたが、今回はリーディングセクションのレビューです。
※以下はすべて、本番の問題を参考に当記事のために改変された著者オリジナルの問題です。著作権上、TOEIC(R)テストをそのまま掲載することはできませんので、実際の問題と似たシチュエーションを再現しました。

※前回記事:速報!改正TOEICの傾向を徹底検証する

Part5はこう変わった

TOEICテストの改定後の最も大きな変化は「長文問題」の割合が増えたことでしょう。Part5 の穴埋め問題(短い問題)の数は40問から30問に変更になり、その分 Part6 Part7 の長文問題が増えたので、いつもより時間がかかった人が多いのではないでしょうか。各セクション、どのような問題が出たか見ていきましょう。

Part 5 では以下のような問題が出ました。


________ the poorly written report, his proposal was accepted by the board members.
(A) However
(B) In spite of
(C) Nevertheless
(D) But

【訳】まずいレポート(にもかかわらず)、彼の提案は理事会で承認された。

この「にもかかわらず」を選択する問題です。In spite of+名詞Despite+名詞Notwithstanding+名詞、が代表的な表現です。この問題では、In spite of が正解です。

次ページ英語の表現としての自然さ、正確さを基準に
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