英語で「どんどん口を挟む」フックになる言葉

会議や会食で、聞き役で終わらないために

自然に話題を変えるためには、タイミングをしっかりと計ってください。話されている話題がしばらく続いて、終盤近くになったころがチャンスです。終わってから切り出すのがベストではありますが、他の人が別の話題を途中で振ってしまうこともあります。そうするとまたしばらく辛抱するようなことになりかねませんので、話のピークが過ぎてきたと感じたら、頃合いを見て切り出してみましょう。もちろん、先ほどの表現と同様に、それを何回も続けるのは失礼なので、1~2回にとどめておきましょう。

せっかくのチャンス、防衛策も

ちょっとした切り出しの表現で、少し発言しやすくなったというタロウさん。先日は米国に出張だったそうです。出張先では、会議よりも会食の方が苦痛のようで、「何を話したらいいかわからず、ただその場にいるだけで、食事もお酒も楽しめない。むしろ気を使って食事に連れて行ったりしないで欲しい」とよくこぼしていました。

でも、今回はあらかじめ考えておいた日本の話題を振ってみたら、少し会話に参加できたそうです。ところが、タロウさんの振った日本ネタに話題が変わって、ようやく居心地がよくなったと思ったら、今度は他の人が別の話題を切り出してしまい、再び疎外されてしまったようなのです。

こんなときの防衛策として、話題を元に戻す表現も覚えておきましょう。別の話題が始まってしまったら、周りの反応を見てから、こんな風に話題を戻してみてください。

Anyway, going back to what we were talking about, I think Japanese people are too serious.(それはそうと、さっきの話ですが、日本人は真面目すぎるんだと思うんですよね)

 

新しい話題をさりげなく強制終了してしまうんです。もっとシンプルに、

Where were we?何を話してたんでしたっけ?
Where was I?私、どこまで話してましたっけ?

 

と質問で話題を戻すこともできます。こんな防衛策の表現も覚えておくといいでしょう。

でも、タイミングや雰囲気を読むのは難しいですよね。話題を戻すのであれば、あまり新しい話題が進みすぎないうちがよいのですが、すごく盛り上がりそうな話題のときに無理に自分の話題に戻そうとすると、「こいつ自分の好きな話だけしようとしているな!」とバレてしまいます。

新しい話題がいまいちで、他の人があまり反応していないようならチャンスですね。このあたりは、英語も日本語も関係ありませんので、やはり場の空気を読みつつチャレンジしてみてください。まあ、日本語のときよりは、少し図々しいくらいでちょうどいいとは思いますけれどね(笑)。

次回の出張では、頑張ってみますと意気込むタロウさん。でも、「日本の話題にしたのはいいけど、質問されたら答えられないことばっかりだった」と反省した様子。そして、「今、あらためて日本のことをいろいろ勉強してるんですよ」と日本史のマンガ本を見せてくれました。

「これ、息子のなんですけどね」って、タロウさん。Well, there’s a first for everything.(まあ、何事にも最初はあるものです)。でも、ちょっと初心に戻りすぎな気もします。There’s a long way to go…(先は長そうですね……)

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