“時間が制約されているからこそ”効果的なこともあります。ここでは3つのことをご紹介したいと思います。
1)交換日記をする
子どもと直接話をする時間が足りないとお悩みの方は多いと思います。そこで、交換日記をおすすめします。これでしたら空き時間に書くことも可能ではないでしょうか。お手紙でもいいでしょう。
直接話をするときとはまた異なり、ちょこっとノートや手紙に手書きでメッセージを伝えると心に響くことがありますね。もちろん子どもが、最低ひらがなが読める年齢以降にはなりますが、少ない言葉だからこそ大事なことを書ける、感じられるということもあるのではないでしょうか。
2)時間が取れるときに集中して子どもとの時間を取る
いつも一緒にいると欠点ばかり見えるが、限られた時間しかないから長所がよく見える、ということを経験したことはありませんか? 子どもに関してもそうかもしれません。ですから、時間が取れたら、集中して子どもの話をたくさん聞いてあげましょう。そして、そこで見えた子どもの長所を伸ばしてあげましょう。
「仕事で疲れていて、話をよく聞いてあげられない」と思っても、子どもにとっては貴重な、貴重な時間です。毎日、30分でもいいのです。用事で追われる心をいったんリセットして、じっくりお子さんと向き合うことに専念してはどうでしょうか。お子さんと話をするとリフレッシュでき、頑張るエネルギーがもらえるという方もたくさんいると聞きます。
愛情は一緒にいる時間でははかれません。長い時間一緒にいられないからといって、それを引け目として感じるのではなく、限られた時間で質の高い愛情を与えようと思って接していけばよいのです(もちろん、専業主婦の方で子どもと一緒にいる時間が十分取れる方は、それはそれでよい事で、じっくりと子どものよいところを見ていくといいでしょう)。
3)家事の役割を作る
家事で手いっぱいで子どもとの時間が取れないというのなら、子どもにも手伝ってもらって、早く家事を終わらせてしまいましょう。子どもの自律・自立・協働トレーニングとして、役割をもって活動してもらうのです。「親が何でもやってくれると思うな、いつまでも」を掛け声に、どんどんやってもらいましょう。
厳しいトレーニングをせよということではもちろんありませんが、小さい子どもながらも、役割があると生き生きとやることがあります。なんだか、社会参加したような感覚になるのでしょうか。これは「子ども手帳」を使って運用すると継続もしやすく、効果的ですので、宜しければそちらの記事もご覧ください。
これからは女性の社会進出はさらに進むでしょうし、夫婦での家事育児の分担もどんどん変わって来るかもしれませんね。
そうした中の子育てで常に大事なことは、どういうお子さんにしたいのか、お子さんの持って生まれたよさ(長所)はどこにあるのか、をしっかり見ていくことです。難しいことのようですが、結構シンプルでもあります。
子どもは日々成長します。親も日々成長です。今日より明日、明日より明後日と、ワクワク感を意識的に持ちながら、慌ただしくも楽しい子育てを乗りきっていきましょう。
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