上を目指すならば「キャラ被り」を回避しよう

自分だけの「型」ができれば強くなる!

東大卒、元マッキンゼーのピン芸人の石井てる美さん(左)との対談。その後編をお届けします(撮影:梅谷 秀司)

前編=コンサル視点で考える「お笑い」サバイバル

塩野:石井さんは東大卒でマッキンゼー出身。でも、高学歴芸人っていっぱいいるんですよね、今。むしろ、「高学歴じゃなかった芸人」のほうが面白いじゃないですか。ショーンKさんみたいなね。

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石井:「いじれる高学歴芸人」ってどうですかね。私、いじられキャラなんで、そこは独特のポジショニングかも。

塩野:ところで石井さん、笑いの型はできているんですか。笑いの型があったらいいなって今、思ったんですけど。たとえば、いじられたら毎回同じ泣き方をする。「だって東大なのに~」と言って泣く、みたいな型ができたら、けっこう面白いと思いますけど。

型を作ることができれば強い!

石井:ハリセンボンの春菜さんが「何とかじゃねえよ!」みたいなことですよね。

塩野:そうそう、まさに春菜さんのような型ができたら面白い。「ムーア監督じゃねえよ!」みたいな感じで。そうすると、フレームワークと汎用性が生まれる。

石井:そうですね、さすが一流のコンサルタントだ! 分野を問わず、具体的なアドバイスをしていただける。勉強になります。確かに型ができればいいですね。

塩野:型って要するに物量ですからね。TwitterやYouTubeなどで有名になるプロセスって、クオリティではなく、完全に物量だと思っているんです。つまり露出量で決まる。型が1個できて、それが汎用的にワーッと繰り返されると、1段上がるんですよね。

そこで消える人もいれば、もう1回繰り返せる人もいる。そのパターンがあるような気がします。石井さんも、そこを目指すといいように思いますけど。

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