地図だけが知っている日本100年の変貌 竹内正浩著

拡大
縮小
地図だけが知っている日本100年の変貌 竹内正浩著

国土地理院は前身の陸地測量部時代なども併せて、130年以上にわたり日本全土の地図を整備してきた。この明治から平成へと至る期間は、日本の近代化の歩みと合致することから、同一地点の異なる時代の地図を比べることによって、その土地の変化が一目瞭然となる。そこから日本列島の歴史をひもとこうというのが本書の試みだ。

たとえば、湖だった秋田の八郎潟がほぼ一面水田に変わってしまった様子や、石灰岩の採掘で30メートルも低くなった埼玉の武甲山の姿、あるいは富士山頂に向かってぐんぐん延びていく自動車道路のうねりなど、開拓精神の驚異とともに人間の貪欲ささえ知らしめる。そうした変遷を地図は見事に語っている。

小学館101新書 756円

  

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
パチンコ、「倒産」と「リストラ」ドミノの深刻背景
パチンコ、「倒産」と「リストラ」ドミノの深刻背景
空前の中学受験ブーム、塾業界の子ども争奪戦
空前の中学受験ブーム、塾業界の子ども争奪戦
そごう・西武、後釜に「ヨドバシ」が突如登場の衝撃
そごう・西武、後釜に「ヨドバシ」が突如登場の衝撃
AGCが総合職の月給3万円アップに踏み切る舞台裏
AGCが総合職の月給3万円アップに踏み切る舞台裏
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT