「弱った腸」を救う食事、4つのポイントとは? 日本人の10~20%が「過敏性腸症候群」かも

✎ 1〜 ✎ 65 ✎ 66 ✎ 67 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
年末年始のご馳走ざんまいが始まる前に、腸の悩みは解決しておきたいものです(写真:KY / PIXTA)

今年もあと数日。もう休暇に入っている方も多いかもしれませんが、この時期は職場もご家庭も大掃除の時期ですね。数日後に迎える新しい年のために、体内も大掃除! 腸をキレイにしておきましょう。

冬の寒さに耐えて命を守るため、人は本能的に「食べ込む機能」を有しており、この時期はいつもより食欲旺盛になる傾向があります。加えて師走は宴会シーズン。自主的に食事を楽しんでいる場合はいいですが、接待や忘年会での宴会は気を遣いながら食事をしているので、ストレスになっていることも多いようです。

そんな折、もしお腹のゴロゴロ、キリキリが続いているようなら、「過敏性腸症候群」になっているかもしれません。

日本人の10~20%が罹患?!

この連載の過去記事はこちら

この過敏性腸症候群の場合、健康診断や専門の検査をしても異常が見られないことが多く、近年は慢性的な症状を抱える人口が増えてきているようです。日本人のおよそ10~20%に症状がある、という説もあるほど。

症状の特徴としては、ストレスを感じると、腹痛、下痢、便秘などを繰り返すことです。腸と脳は自律神経でつながっているため、ストレスを感じると腸に影響してしまうのです。別要因で腸自体が炎症を起こしていたり、善玉菌と悪玉菌のバランスが悪くなっている可能性もあります。

以前の記事で詳しく解説しましたが、腸の不調は脳へ影響し、効率性や集中力を落とします。こういう時にミスやトラブルを起こしやすいので、負のスパイラルに陥る前に、腸の不調は1日も早く解決しておきましょう。

次ページ小麦粉、タマネギ、牛乳などを控えるべき理由
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事