食べすぎなどで一時的に腸の不調を引き起こしているという方も、油断大敵です。大きな疾患リスクはまだないとしても、まずは今の腸をキレイにすることから始めてみましょう。
●控えるべき食品
・糖類全般:小麦粉、甘味料全般、タマネギ、牛乳、果物など
小麦粉は体内で糖質になります。タマネギのオリゴ糖、牛乳の乳糖、果物の果糖、またヒヨコマメやレンズマメにもオリゴ糖が含まれています。お腹が張ってしまうのは一部の糖類が腸内でほかの残留物をエサに発酵してしまうため。腸をキレイにするためには、ひとまずガマンしてみましょう。
・コーヒー、アルコール、香辛料
コーヒー、アルコール、香辛料は刺激物になので、腸が過敏な時に限っては、これ以上悪い環境にならないよう、しばらく控えてみましょう。
●摂るべき食品
・温野菜
腸は冷えると過敏になる傾向があるので、食物繊維は温野菜から摂りましょう。オクラ、里芋、レンコンなどネバネバする食材には腸細胞の修復効果も期待できるので、積極的に取り入れてみましょう。
・たんぱく質食品
お肉や魚介類などは体内でアミノ酸に分解され、腸を健康にする役目を果たしてくれます。こちらもぜひ取り入れてください。
腸が過敏なときのためのコンビニ飯は?
年末のご馳走シーズン、スイーツやアルコールを控えるのは残念かもしれませんが、魚介類や肉類ならいただけるので、探してみましょう。
〈みわ子流、過敏な腸を整えるためのコンビニメニュー!〉
・お刺身、晦日ずしなど
冬は魚介類が豊富な時期なので、お刺身や握りずしの種類も多いですね。海鮮丼やチラシずしもいいでしょう。ただご飯は糖質が多めなので、少し残す覚悟を。
・鍋セット
家族で鍋を囲める鍋セット、一人用のアルミ鍋セットも並んでいます。海鮮のほか、しゃぶしゃぶ系の鍋もいいですね。ただ、キムチ鍋は香辛料が多く、刺激になるので注意しましょう。
・ネバネバサラダ
オクラ、海藻、納豆など、腸を掃除して、腸の細胞も修復してくれる成分「ムチン」が一度にたくさん摂取できます。
・筑前煮、豚汁
ネバネバ食材の里芋やレンコン、またほかの野菜類から食物繊維も取れます。肉類も少量ですがとれるので、理想的なバランスです。
美味しいものを心置きなく食べたいなら、過敏になった腸は1日も早く元気にしたいものですね。腸をキレイにして、いいお年をお迎えください!
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