減った男性ホルモンを増やす"運動と食事"の正解――それでも対処できない不調には「ホルモン補充療法」。その効果と注意点は【専門家を取材】

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Aさんは医師と相談のうえ、筋肉注射によるテストステロン補充療法を受けたところ、1回の注射で「調子がよくなった」ことを実感。6カ月経った現在も治療を続けている。

これは、小堀医師がクリニックで診た患者のケースだ。

「Aさんはホルモン補充療法によって不調を改善し元気を取り戻しましたが、それより不調が軽ければ、セルフケアでテストステロンを増やすことが第一選択だと考えます。もちろん、ホルモン補充療法をしている方も、セルフケアは車の両輪として行ったほうがいいです」と小堀医師は言う。

生活習慣の改善で増やせる

ではどんな方法があるのだろうか。ここからいくつか紹介しよう。

テストステロンが減少する原因は加齢だけでなく、ストレスや生活習慣も影響する。特に“日常的な運動”がテストステロン値を上げることを示すさまざまな報告がある。

テストステロンを増やす運動というと、まず筋トレをイメージする人が多いかもしれないが、近年の研究では、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動もテストステロンを増やすことがわかってきている。

「運動の種類にこだわらなくてもいいので、日常的に適度な運動を続けることを意識すること。むしろ、過剰な運動はテストステロン値を下げることがあるとされているので、“適度”を保つことが大事です」(小堀医師)

男性更年期障害のガイドラインである『LOH症候群(加齢男性・性腺機能低下症)診療の手引き』では、次のような運動が推奨されている。

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