「客との対面」が苦手だった販売員を【ファン】が生まれるまでに成長させた"たった2つのこと"
これが「わたしから商品を買ってくれるお客さん」が生まれた瞬間でした。「ファン」が生まれたのです。
その後、そのお客さんが「わたしはあの子から買った」「あの子は毎日、駅前まで掃除をしている」「どうせ買うなら、あんな子からがいい」ということを知り合いに話してくれはじめ、わざわざわたしに一声かけて、わたしから買ってくれる人が増え始めたのです。
大切なのは「良いことを続ける」こと
1度も「買いませんか?」と売り込みをすることなく、売上が生まれ始めたのです。わたしのマーケティングは今でもその方法です。
自分から売り込みはせず、相手から「それ買います」と言ってもらえるようにする。当時はそこまで考えておらず、この成功は結果論でしたが、この後に起業や倒産を何度か経験し、わかさ生活を創業したころには完全に「⻆谷流マーケティング」として確立した考え方になっていました。
「だからあなたも、今日から掃除をして、受付をしましょう」とは言いません。時代も状況も違うので、それだけでは成功しないでしょう。
しかし、この人の心の動き、お客さんがわたしから買ってくれるようになった理由や流れを「法則化」して考えると、「マーケティング思考」になっていきます。
お客さんの層の違い、商品の違い、目的の違いなどでやり方は変わるでしょうが、それぞれに合わせて
・誰もが認めるような良いことをやり続ける
・人に声を掛ける、掛けてもらえる状況を作る
ことで、あなたも売り込みをしなくても、相手から声を掛けてもらえる確率が日々上がっていきます。大切なのは、「良いことを続ける」ことです。
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