教科書に載るほどガチの"シャッター街"の大変化 JINSの田中仁CEOが私財投じるなど民間主導で"衰退した地元"を再生中《前橋》

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行政のまちづくりを担う纐纈さん(右)と田中さん(写真撮影/前田慶亮)
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全国各地で巻き起こる“まちづくり”。なかでも、注目度が高いのが群馬県前橋市です。画期的な官民連携の施策と、その「B面」となる若者を中心としたカウンターカルチャーが入り交じり、ほかの都市には見られないイノベーションが起きています。

シャッター街の典型として教科書にも載るほど衰退の危機にあった前橋は、どのように再生してきたのでしょうか。現在の街の様子を探りながら、地域活性のプレーヤーたちに話を聞きました。前橋発まちづくり最前線、前編・後編の2回にわたって紹介します。

【後編:『【前橋】いま”まちづくりB面”が面白い! スーパー市職員が一人で47店開業支援、シャッター街に若い店主が続々』はSUUMOジャーナルで読めます】

衰退する街で始まった官民連携の起死回生劇

当記事はSUUMOジャーナルの提供記事です

前橋市は群馬県の県庁所在地であり、人口約33万人(2025年8月現在)の中核都市。明治期から戦後にかけては製糸産業で栄え、その後も中心地にある9つの商店街がにぎわいを生み出していました。

デパートや映画館なども集まる華やかな街は「北関東の銀座」と称されたほど。

市制施行100周年記念の写真集に掲載された1992年当時の商店街。人の往来が多いことがわかる(写真提供/前橋市)
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