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「ゴルフと会食で仕事をつくるおじさん」が、なぜAI時代に強いのか? AIネイティブ世代が追いつけない決定的要因

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  • 三浦 慶介 株式会社グロースドライバー代表取締役社長
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もちろん、良い人だけではありません。

私が実際に会った例でいうと、以下のようなケースもありました。

ケース1:社外取締役狙いパターン

スタートアップの若い役員に、「業界のことを教えてあげる」といって飲みに連れまわし、仲良くなって社外取締役におさまる。もちろんスタートアップについての知見はない。

ケース2:中間搾取パターン

テレビCMのコンペを仕切る立場で入り込み、広告主と代理店の双方からキックバックを受け取る。いなくても何も変わらない。

こういった仕事をしていた人もいます。

要するに、なんの価値もない形で仕事にひと噛みすることで儲けるような人です。

ただ、これも見方を変えれば、それだけ人脈や信頼関係が重視されていることの裏返しともいえます。

優秀かどうかだけでは物事は動かないのです。

AI時代だからこそ「フィジカル」が最強になる理由

デジタルやAIは確かに強力です。しかし、それだけで人間社会の仕事が成り立つわけではありません。

むしろAIの台頭によって、AI「だけ」でする仕事では人間の価値を認めてもらえなくなっていくのです。

そんなとき、フィジカルでアナログな「ゴルフと会食」といったアクションで信頼関係を築いていける人は、AI時代に最強の価値を発揮するともいえます。

こういった人間関係、信頼関係というものは、AIでは決して作れるものではないからです。

実際に、独立やスタートアップ設立において成功している人は、まず「自身のネットワークからの受注」ができています。

信頼関係があり、価値を理解してくれる相手と仕事をすることで、次の受注につながる良い仕事がしやすくなるからです。もちろん、足元の収入が安定することも大きいです。

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【AIが普及するほど、アナログな価値の希少性は高まる】

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