「ゴルフと読書は相性がいい?」 なぜインドアゴルフ練習場と書店が一緒にお店を作るのか。ステップゴルフとTSUTAYAが"協業"のワケ

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ジャパンゴルフフェアでの発表
ジャパンゴルフフェアでの発表:左端が榎本ステップゴルフ社長、右端が鎌浦CX社長(写真:筆者撮影)

ゴルフと読書は、相性がいいのだろうか?

全国でインドアゴルフ練習場とゴルフスクールの運営を手掛ける「ステップゴルフ」と、全国チェーンの書店「TSUTAYA」をフランチャイズ展開するカルチュア・エクスペリエンス(以下CX)社が、3月の「ジャパンゴルフフェア」会場で、協業を発表した。

ゴルフ練習場と書店という、ほとんど接点がないと思える異業種が手を結んだということだ。

では、実際にどんな協業になるのだろう。インドアゴルフ練習場と書店がどうミックスされて我々の前に登場するのだろうか?

協業発表から1カ月余。鎌浦慎一郎CX社長、榎本考修ステップゴルフ社長に協業の進展具合や今後の展開について聞いた。

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異業種だが目標は共通

2人は昨年9月に仲介の会社の紹介で知り合って、すぐに協業の話に発展したという。まったく違う業種ではあるが、共通した目標を持っていたのが糸口になった。共通の目標とは、ともに「ウェルビーイングの社会をつくることに貢献したい」ということだった。

「ステップゴルフさんは最初からですが、TSUTAYAも本を通じて心とか頭に対するウェルビーイング、より心地よく、より生き生きと暮らしていこうという本屋だったと思うんです。

『好き』『楽しい』を軸とした体験を通してこれからのウェルビーイングの形を提案したい。平均寿命と健康寿命のギャップが10年あるというこれからの超高齢化社会の辛さとかに、TSUTAYAが力になれることもあると思います」と鎌浦CX社長はいう。

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