男子ゴルフに新展開!「前澤杯」の大胆アイデア 賞金総額4億、プロアマ参加権100万円など話題

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前澤杯 MAEZAWACUP 2025
異例ずくめの『前澤杯』はどのような展開を見せていくだろうか?(画像:「前澤杯 MAEZAWACUP 2025」公式HP)

日本ゴルフツアー機構(JGTO)が12月18日、都内で2025年のツアースケジュールを発表。画期的なトーナメントを男子ツアーに取り入れることがわかった。

男子ツアーは試合数、賞金額とも女子ツアーに抜かれて久しい。来年開催予定は24試合で、賞金総額がまだ確定していない試合も多いが、昨年の実績から考えると今のところは33億1458万円で5330万円増となる。ちなみに、すでに発表された女子ツアーは37試合、総額44億3500万円で、男子ツアーを大きく上回っている。

異例ずくめの『前澤杯』

賞金総額で辛くも昨年実績を上回った男子ツアーだが、これに貢献したのが、日本ツアーで初めて、というか、世界のツアーでも聞いたことがない取り組みを行う大会を組み込んだからだ。

それは「賞金総額最大4億円、優勝賞金8000万円」という、4月に行われる「前澤杯 MAEZAWA CUP2025」という大会だ。

ファッション通販サイトを運営するZOZO元社長の前澤友作氏(カブ&ピース社長)がオーナーを務めるゴルフ場を運営する「むつざわゴルフパーク」が主催することになっているが、実質は前澤氏の発案・企画で行われる。

同じ名称を日本語と英語で繰り返す正式大会名も、たぶんツアー競技では初めてだろうが、前例がない取り組みとはその点に注目して言っているのではない。

この大会では最大10日間のプロアマ戦を実施し、1日最大50組、1組当たり100万円で「プロアマ参加権」を売り出すという。その売上金を賞金に還元する。

大会期間は、通常開催される週の月曜日から日曜日の7日間が「トーナメントウイーク」と呼ばれる。だが、この大会は4月14日から27日の14日間が当てられているのが異例で、いわゆるツアーとしての本戦は4月24~27日の4日間。

会場となる千葉県のMZ GOLF CLUB(旧デイスターGC)は、前澤氏が所有するプライベートクラブなので、日程がどれだけあっても対応できる。

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