「内部はカビだらけ」「暖房でカビ胞子が…」エアコン掃除は"今"すべき訳――家電ライターが教える業者クリーニング&セルフ掃除のコツ

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1)フィルター清掃(自動フィルター清掃機能付き)

1シーズンごとにホコリをためるダストカップを外して、掃除機などでホコリを吸い込みます。またフィルターを外し、お風呂などで中性洗剤(食器洗い洗剤でもOK)とスポンジを使ってやさしく洗います。使い古した歯ブラシでやさしく擦り洗いするのも効果的です。

自動フィルター清掃機能付きエアコンは、構造が複雑(写真:筆者提供)

2)フィルター清掃(自動フィルター清掃機能なし)

シーズン中は1~2週に1回、フィルターに付いたホコリを掃除機で吸い取ります。とくに猫を飼っている方は、毛が吸い込まれるので頻繁に掃除機をかけてください(犬の毛は太く重いので猫ほど吸い込みません)。

乱暴に掃除するとメッシュが破れてしまうので、ブラシつきのノズルでやさしく扱うといいでしょう。

シーズンが終わったら、1)と同様にフィルターを外して、お風呂で中性洗剤とスポンジで洗います。

自動フィルター清掃機能がないエアコン。構造がシンプル(写真:筆者提供)

3)エアコン洗浄スプレー

専用のスプレーを噴霧して、フィルターをきれいにします。1本500~600円程度、1本で1台の清掃ができるのでとても経済的です。

エアコンのカバーを開けると見える金属板のミルフィーユにまんべんなくスプレーしたら、作業完了です。エアコンの内部にポタポタと水滴が落ちますが、内部の雨どいを伝って外のホースから排出されるので、問題ありません。

最後にカバーを戻して送風運転するか、自然乾燥させれば終了です。

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