「モテる話し方」でまず大切なのは、「人間は『聞く』より『話す』のが好きな生き物だ」という大原則を、いつ何時も忘れないことです。
ほとんどの人は「聞く」よりも「話す」ことが好き
私は仕事柄、いろんな人と話をしてきましたが、「『話す』よりも『聞く』ほうが好き」という人は、これまでほとんど会ったことがありません。「私は口下手で……」という人も、いろいろ話題を向けると、楽しそうに話し始める人が大半です。
特に女性は「話を聞いてほしい」生き物。だから、女性と上手に会話をしようと思えば、「とにかく相手に話をさせる」ことが大切です。
でも、男性って話を聞いてくれないんですよね。知人の男性に「奥さんが一生懸命、話をしているときに、何を考えているんですか?」と聞いたところ、「話がつまらないから、『今日の晩ご飯、何を食べようかな』と考えている」と言っていました(苦笑)。
女性の心をつかむには、とにかく話を聞いてあげること。私は「話すは3割、聞くは7割」がいいと思っています。
「話す9割、聞く1割」で、一方的に自分ばかり喜んで話す人がたまにいますが、それは「モテる、モテない」以前に、「コミュニケーションがとれていない証拠」。特に男性の中には「自分をよく見せたい」と思うあまりに、「一方的に自分ばかり話しがちの人」もいるので、ご注意ください。
お酒を飲んで気分が高揚しているときも、「自分語り」になりがちなので要注意です。いつ何時も、「とにかく相手に話をさせる」のが基本、と思ってください。
話を聞くときのポイントは、「上手な相づち」を打つことで、相手に「話を聞いているアピール」をすることです。でも、相づちで損をしている人って、男性、女性に限らず、意外にたくさんいらっしゃいますよね。
こういう人は、悪気はなくても、相手の「話したい気持ち」を損ねてしまっているので、要注意です。相づちは無意識でしている人も多いので、ぜひ一度、会話を録音して、自分がどんな相づちを打っているか、確かめてみてください。
「では、どんな相づちを打てばいいの?」という声が聞こえてきそうですが、私がお勧めしているのは「こんな相づちの打ち方」です。
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