1分以内に終わる確率は1%未満というデータも…「1分だけいいですか?」の【時間泥棒】に要注意!
端的に、短い時間で話すメソッドとして有名なものに「PREP法」があります。ひょっとしたら、聞いたことがあるかもしれません。あるいは、普段から心がけているという方もいるのではないでしょうか。
P=Point、R=Reason、E=Example、P=Pointの頭文字を取った方法で、話をわかりやすく、短く伝える鉄板の方法です。日本語で言えば「結論」「理由」「具体例や根拠」「再度の結論」です。
「まず、結論から話してくれないかな」と返してみる
たとえば、「この商品は今後、重点的に販促すべきです。データでは、この商品の売り上げが当初の予想以上に伸びています。具体的には、ターゲットである30代女性に向けた広告予算を投下すれば、さらなる伸びが期待できます。ぜひ、この商品の販促に力を入れましょう」というイメージです。
先に結論を言ってもらってから、理由を説明してもらったほうが、聞く側としては効率的です。結論の正否を判断するにしても、あるいはよりよい改善案を練るにしても、結論→理由のほうが考えやすいからです。
もし、相手が「1分だけ」と相談を持ちかけてきたら「まず、結論から話してくれないかな」と返してみるのが効果的です。
その結論を聞いて、もしも話が長くなりそうであれば、「すぐに終わらなそうだから、あとでミーティングの時間を設定したほうがいいと思う」と自分の都合に合わせて時間調整できます。急ぎの話であっても、結論をまず先に聞けば、対処もしやすいでしょう。
もちろん、あなたが誰かに相談する場合でも、「PREP法」は有効です。上司や仕事仲間にとっての時間泥棒にならずに済みます。
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