1分以内に終わる確率は1%未満というデータも…「1分だけいいですか?」の【時間泥棒】に要注意!
結局のところ、上司が目指しているのは、「チームの目標達成」です。いつも、それで頭を悩ませているから眉間にシワが寄っていますが、その目標を達成するために、あなたが相談してくるのはウエルカムなんです。
そこがわかっているだけでも、少しは声がかけやすくなると思います。
ちょっと1分いいですか? という「1分詐欺」
「すみません、1分間だけ話してもいいですか」
こんな台詞で、誰かから相談を持ちかけられた経験、あなたにもあるのではないでしょうか。あるいは、あなた自身が、上司や同僚に同様の言い方で話しかけているかもしれませんね。
わざわざ、会議や打ち合わせの時間をセッティングするほどではない相談事だから、「1分」という表現になるのでしょう。
もっとも、相談を持ちかける側の本音としては、「少々、忙しくても1分だけ、と言えば仕事の手を止めて話を聞いてくれるはず」という目論見があるものです。
そして、大体において「1分」は守られません。「ちょっと1分いいですか?」と言ってきた相手が1分以内に帰る確率は1%未満というデータがあるくらいです。
話しかける側は、あくまで聞いてもらいやすいからそう言っただけで、実ははじめから「1分」を守る気などないのかもしれません。
それでも、話がうまい人ならまだいいのですが、説明下手で何を言っているのかよく要領を得ない人からの相談事だと、じっくり聞いてもよくわからず、不明点を聞き返しても的確な返答をもらえず、結局10分経っても、20分経っても話が終わらないという羽目になってしまいます。
1分だと思って仕事の手を止めたあなたは、とんだ時間泥棒に遭遇したわけです。「1分詐欺」にあったということです。


















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