東洋経済オンラインとは
ビジネス #自動車最前線

【日本未発売ながら、充実装備で売れそうなコンパクトSUV】タイのみで販売、三菱の最新ハイブリッドモデル「エクスフォース」が魅力的な理由

13分で読める
  • 三木 宏章 東洋経済オンライン編集者・記者
2/7 PAGES
3/7 PAGES

少し余談が長くなってしまったが、ここからは本題のエクスフォースHEVの進化点に迫っていく。

まず、搭載されているパワートレインは、エクスパンダーおよびエクスパンダー クロスでも採用されている1.6Lエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッド。エンジンの最高出力は79kW(107PS)、最大トルクは134Nmで、モーターの最高出力は85kW(116PS)、最大トルクは255Nm。基本的にはモーターで駆動しつつ、パワーが必要な加速時、また高速巡航などのモーターの効率が低下する場面ではエンジンで走行する、いわゆるシリーズパラレルハイブリッド方式やストロングハイブリッドシステムと呼ばれるものだ。

エクスフォースHEVのパワートレイン(筆者撮影)

同様のHEVシステムは、エクスパンダーHEV/エクスパンダー クロスHEVでも採用しているが、エクスフォースでは新開発のトランスアクスルおよび高速領域においてモーターをドライブシャフトから切り離すモーターディスコネクト機構を採用。これにより、クラストップレベルの約24.4km/L(NEDCモード値)を実現した。

タイ現地メディア向けに開催された公道試乗会では、ハイブリッド車にとって好条件な一般道中心ではあったものの50km/L前後という燃費が連発したという話も耳にした。今回はテストコース内のみでの試乗だったので自身で確認はできなかったが、驚異的な燃費性能ということがわかるエピソードだ。

ちなみに現地での価格は、89万9000バーツ~108万9000バーツ。日本円では、約417万円~505万円だ。インドネシアなどではガソリン車が継続販売されているが、タイではガソリン車の販売を終了し、HEVモデルのみの展開となる。

エクスフォースHEV試乗

テストコース内を走るエクスフォースHEV(筆者撮影)

さっそくテストコースでエクスフォースHEVに試乗だが、今回は比較用としてエクスパンダー クロスのガソリン車とHEVを含めた3台を用意してもらった。

テストコースは、MMTh(ミツビシ・モーターズ・タイランド)プルービンググランドと呼ばれる、1.5kmのオーバールコースに加え、さまざまな路面状況なども再現された試験場。ここで各車を乗り換えながらスラロームやブレーキング、周回路での安定性、路面の違いによる静粛性などを体感した。

次ページが続きます:
【電動車らしい先進性が光るインテリア】

4/7 PAGES
5/7 PAGES
6/7 PAGES
7/7 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象