
大空を自由に滑空するグライダーのような軽快な走り。長距離を快適かつ高速で移動できる高性能なグランドツーリング(GT)カー。これらは、ホンダが新型3ドアクーペ「プレリュード」の走行性能などで追求したコンセプトだ。
24年ぶりに復活した新生プレリュード
昭和の時代に人気を博し、1980年代には女性を誘ってドライブするのに最適なクルマ、いわゆる「デートカー」ブームを牽引した名車がプレリュード。その後継モデルとして24年ぶりに登場した6代目の新型は、独自の2モーター式ハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」を搭載した電動化モデルとして復活を果たす。
しかも、ハイブリッド車向け最新技術の「ホンダS+シフト」や、同社が誇るスポーツモデル「シビック タイプR」譲りの高性能シャーシなどを採用。先に述べた軽快性や長距離移動での快適性などを高次元で実現することで、従来の電動化モデルでは体感できない「操る喜び」を堪能できるクルマに仕上がっているという。
では、実際に、新型プレリュードの乗り味には、どんな魅力や特徴があるのだろう。ホンダが主催したプレス向け公道試乗会に参加し、ワインディングや高速道路、市街地などの一般公道を走ってみたので、それらの印象を紹介しよう。
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