メルセデス・ベンツ、ポルシェ、BMW(Mini)、フォルクスワーゲン、アウディ、ステランティス(ジープ・プジョー)、ヒョンデ、レンジローバーの最新電動車が奈良の薬師寺に集結した。
JAIA(日本輸入車組合)が2025年11月26日、「創立60周年記念イベント in 奈良」を開催したのだ。
2021年以降、JAIAは東京、大阪、神戸、そして再度の東京と、カーボンニュートラルの実現に向けた、会員企業の取り組みに触れられるイベントを開催。中でも2024年の東京イベントは、JR東京駅周辺の丸ノ内で大々的に行われたことで大きな注目を集めた。
今回の奈良では、B2B(ビジネス・トゥ・ビジネス)やB2G(ビジネス・トゥ・ガバメント)の観点から、自治体や交通事業者などを対象としたのが特徴だ。
同乗試乗会も行われ、筆者もインストラクターとして参加。ジープ「アベンチャー」を担当し、奈良や関西地域でのEVに対する認識について体験者と意見交換した。
走行ルートには、奈良トヨタの「まほろばミュージアム」があり、レストアされた高市早苗首相の元所有車である「スープラ」を同乗者と一緒に見学できた。
さらに、今回はJAIA初の試みとしてシンポジウム形式でEVに関係するさまざまな関係者が、EVのこれからについて本音トークを繰り広げた。
1900年代初頭すでに走っていたEV
グローバルではEV普及スピードが鈍化しており、メディアでは「EVは踊り場」と表現されることがある。
1300年の歴史を感じる奈良の地を巡りながら、「100年に一度の自動車産業大変革期」の行方を思い浮かべた。
EVが「踊り場」に至る過程について、話は少し長くなるがEVの歴史を紐解きながら振り返ってみたい。
自動車産業の黎明期である1900年代初頭には、アメリカのニューヨーク・マンハッタンでEVタクシーが営業を開始していた。



















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