世界戦略車と、いさましい響きを持つ言葉とともに開発されたのが、スズキ「e VITARA(eビターラ)」。
BEV(ピュアEV)で、悪路での走破性やシャープな走りを持つことをセリングポイントにする。
2026年1月に発売されたeビターラは、厳密にいうと「BEV世界戦略車第1弾」。日本に先行して、イギリスを含めたヨーロッパ10カ国以上に導入されている。
この先、インドやオーストラリア、ニュージーランドなど、広い地域での販売も計画されていて、現在、供給体制を整えているところだそうだ。
たしかに、デザインよし、パッケージングよし(広い)、そしてベース車両は400万円台を切る設定、かつ、走りもスムーズと条件はいい。スズキは、その出来ばえに自信を見せる。
日本では、従来のスズキのディーラーに加え、スズキブランドの2輪車を扱ってきたローカルの整備工場でも販売したいとする。
「Hayabusa」や「KATANA」といった2輪車と、BEVのeビターラが併売されたら、それこそ、あらまほしき近未来の日常風景ではないかなと私は思う。
小さくて広いボディに2WDと4WDを用意
eビターラの長所を具体的に見ていこう。ひとつは、パッケージング。全長4275mmの車体に対して、2700mmのロングホイールベースを組み合わせているので、小さくて広い。
もうひとつは、4WDの設定があること。前輪駆動版と、4WD版とが用意される。
日本では販売されないようだが、トヨタブランドでも「“アーバン”クルーザー“エベラ”」の車名を持つ兄弟車が発表されており、同じスズキの工場製。
4WDもあるコンパクトなBEVとして日本で乗れるのは、eビターラのみだ。




















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