【SUVでのロングドライブは快適なのか?】「クロストレック」のハイブリッドモデルで1000km走って感じた"スバルらしさ"と"疲れない工夫"

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2022年に日本導入され、2024年にストロングハイブリッド搭載モデルを発売。さらに2025年7月に一部改良モデルを発売したスバル「クロストレック」
2022年に日本導入され、2024年にストロングハイブリッド搭載モデルを発売。さらに2025年7月に一部改良モデルを発売したスバル「クロストレック」(筆者撮影)

スバルが手がけるミッドサイズのSUV「クロストレック」。日本とともに北米市場でも「アウトバック」「フォレスター」とともに3本柱を形成している。「乗れば人気の理由がわかる」ということで、2025年9月中旬、東京と大阪の間を往復した。

【写真】スバルのSUV「クロストレック」500kmロングドライブテスト(12枚)

試乗車はクロストレックのハイブリッドモデル

今回は、大阪・天満橋まで東京から約500kmの距離を走行
今回は、東京から大阪・天満橋まで走り、東京へ戻る約1000kmの距離を走行(筆者撮影)

乗ったのは「クロストレック・プレミアムS:HEV EX」。2024年12月にラインナップに追加されたハイブリッドモデルだ。今回は”こだわり”という商品性を持つところに注目したい。

ドライブの印象は大変よかった。クロストレックで長い距離を走ったのははじめての体験だったが、知らなかった長所を発見できた気分だ。ミドルサイズで、かつオフロードでの走破性もセリングポイントなので、オンロードを片道500kmというドライブでの快適性について興味があった。ドライブでの疲労が気にかかったが、いい方向に予想がはずれた。

グレード構成は、「Touring」「Limited」「Premium S:HEV」「Premium S:HEV EX」に加え、特別仕様車「Limited Style Edition」を設定。ストロングハイブリッドモデルとなる「Premium S:HEV」「Premium S:HEV EX」は、駆動方式がAWDのみとなる
グレード構成は、「Touring」「Limited」「Premium S:HEV」「Premium S:HEV EX」に加え、特別仕様車「Limited Style Edition」を設定。ストロングハイブリッドモデルとなる「Premium S:HEV」「Premium S:HEV EX」は、駆動方式がAWDのみとなる(筆者撮影)

スバルはそれまでクロストレックにマイルドハイブリッドモデルを設定しているため、差別化する目的で、今回のモデルを「ストロングハイブリッド」と呼んでいる。形式的には、エンジンを走行にも駆動用バッテリーの充電にも使うシリーズパラレル式で、トヨタのTHS-Ⅱと同じだ。

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