
スバルが手がけるミッドサイズのSUV「クロストレック」。日本とともに北米市場でも「アウトバック」「フォレスター」とともに3本柱を形成している。「乗れば人気の理由がわかる」ということで、2025年9月中旬、東京と大阪の間を往復した。
試乗車はクロストレックのハイブリッドモデル

乗ったのは「クロストレック・プレミアムS:HEV EX」。2024年12月にラインナップに追加されたハイブリッドモデルだ。今回は”こだわり”という商品性を持つところに注目したい。
ドライブの印象は大変よかった。クロストレックで長い距離を走ったのははじめての体験だったが、知らなかった長所を発見できた気分だ。ミドルサイズで、かつオフロードでの走破性もセリングポイントなので、オンロードを片道500kmというドライブでの快適性について興味があった。ドライブでの疲労が気にかかったが、いい方向に予想がはずれた。

スバルはそれまでクロストレックにマイルドハイブリッドモデルを設定しているため、差別化する目的で、今回のモデルを「ストロングハイブリッド」と呼んでいる。形式的には、エンジンを走行にも駆動用バッテリーの充電にも使うシリーズパラレル式で、トヨタのTHS-Ⅱと同じだ。
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