アイサイトはスバル車では標準装備。対するアイサイトXは、クロストレックの場合、今回の「EX」グレードに標準で搭載される。
また、現在、スバルではアメリカの企業と次世代アイサイトの共同開発を進めている。ステレオカメラの認識能力にAIの判断能力を加えるのが目的という話だ。雨天の際”眼の前にあるのは障害物だろうか”など認識が難しい場合、AIが判断を助けたり、雪で車線認識が困難なときもAIがアイサイトの補助をしたりする。路上に人間が横たわっているというケースもリアルワールドでは深刻だ。画像処理だけでは認識できないようだが、これもAIが判断を助けるそうだ。
ロングドライブで真価を発揮
私の場合、大阪までほとんど高速道路を利用したので、制限速度で走行速度を設定し、あとは快適なドライブを続けた。先行車がいると車間距離を保って減速。前走車がいなくなれば設定速度まで即座に加速する。レーンキープシステムも機能して、ステアリングホイールに軽く手を添えているだけで事足りる。
アイサイトはドライバーの眼の動きも注視していて、短い間でも注意が逸れていると判断すると警告音を発する。ちょっとわずらわしいと感じる場面もあるが、転ばぬ先の杖と思うことにした。



















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