【トヨタのガズーレーシングのような存在になるのか】ホンダがカスタマイズブランド「HRC」の新戦略を発表、"ホンダ=挑戦"の図式を再構築

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東京オートサロン2026で発表された、スーパーGT GT500クラスに参戦するレーシングカー「HRCプレリュードGT」
東京オートサロン2026で発表された、スーパーGT GT500クラスに参戦するレーシングカー「HRCプレリュードGT」(写真:筆者撮影)

ホンダが純正カスタマイズブランドに新しく「HRC(ホンダレーシング)」を展開する。

HRCとは、もともと4輪のF1やスーパーGT、2輪のMotoGPやダカールラリーなど、数々の世界的レースに参戦するホンダの直系子会社。その名を冠する新ブランドでは、さまざまなレースで培った技術を市販車へ投入するパーツ群やコンプリートカーを開発。オンロード系の「スポーツライン(SPORT LINE)」、オフロード系の「トレイルライン(TRAIL LINE)」といった2ラインを設定し、多様な商品群をリリース予定だ。

当記事では、それらの第1弾となる「シビックタイプR」「プレリュード」「CR-V」「ZR-V」「ヴェゼル」「WR-V」といったカスタムコンセプトモデルについて、初公開された「東京オートサロン2026(2026年1月9~11日・幕張メッセ)」で取材。各車の概要をはじめ、従来の「無限」や「モデューロ」に加え、ホンダがレース直系のHRCブランドを公道用市販車向けに導入する狙いなども検証する。

【写真】ホンダがカスタマイズブランド「HRC」を発表。シビック、プレリュード、パスポート、CR-V、ZR-V、ヴェゼル、WR-Vなどのコンセプトモデルを公開(58枚)

ホンダとHRCの関係性

東京オートサロン2026で行われたホンダのプレスカンファレンスの様子。写真左は、本田技研工業の川坂英生 統合地域本部 日本統括部 統括部長 兼 ホンダセールスオペレーションジャパン 代表取締役。写真右は、HRCの渡辺康治 代表取締役社長
東京オートサロン2026で行われたホンダのプレスカンファレンスの様子。写真左は、本田技研工業の川坂英生 統合地域本部 日本統括部 統括部長 兼 ホンダセールスオペレーションジャパン 代表取締役。写真右は、HRCの渡辺康治 代表取締役社長(写真:筆者撮影)

モータースポーツ好きならよくご存じのとおり、ホンダは、1959年に、当時の2輪最高峰レース「マン島TTレース」に初参戦して以来、世界中のさまざまな2輪・4輪レースに参戦している。過酷なレースの現場で「挑戦」を続け、そこで培った技術を市販車へフィードバックすることで、高品質・高性能なクルマやバイクを生み出してきた。

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