ユーザー像に異変「新型N-BOX」王者ゆえの悩みが先代モデル購入者との比較分析で明らかに

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左が2017年発売の2代目、右が23年発売の3代目(写真:本田技研工業)

ホンダの軽スーパーハイトワゴン「N-BOX」は、いまや説明不要の“国民車”だ。2011年に初代が登場して以来、ずっと売れ続けている。

現在のモデルは23年10月にフルモデルチェンジした3代目で、発売から2年以上が経った。

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フルモデルチェンジと聞くと、「新型の販売が一気に伸びる」というイメージを抱くであろう。実際、新型N-BOXも、販売台数のランキング上では依然トップクラスにあり、「王者」の地位を守り続けている。

しかし、先代N-BOXの購入者像や選ばれ方の中身を詳しく見ていくと、その実態は少し違っていた。

実際、25年10月の販売ランキング(全軽自協より)では異変が起きている。N-BOXが4位となり、トップ3から陥落したのだ。

N-BOXがトップ3を逃すのは、14年12月以来と10年以上ぶり。11月、12月は首位に返り咲いたものの、「N-BOXが4位」という事実は衝撃的だった。

とはいえ、さすがは普通車と軽自動車すべてを含めた中で、令和で一番売れているクルマであり、“国民車”といっていい。そこで、今回は3代目N-BOX、2代目N-BOX購入者それぞれを比較・分析した。

<分析対象車種・サンプル数>
2代目(先代)N-BOX:10,337名
3代目(現行)N-BOX:2,381名
※いずれも分析対象は新車購入者のみ。
※N-BOXには「カスタム」を含む。「JOY」は含まない

なお、今回は純粋な新旧比較とするため、現行モデルで登場した、アウトドア志向の「N-BOX JOY」は、除外した。

使用データは市場調査会社のインテージが毎月約70万人から回答を集める、自動車に関する調査「Car-kit®」である。

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ノーマル(標準車)とカスタムの比率は?

まずはN-BOXのノーマル(標準車)とカスタム、どちらを購入しているのかを見てみると、新型である3代目はノーマル42%:カスタム58%に対し、2代目はノーマル50%:カスタム50%であった。つまり新型のほうが、カスタム比率が高くなっている。

2代目「N-BOX」の前期モデル、標準車とカスタム車(写真:本田技研工業)

新型になり「フロントフェイスの押し出しが弱まった」という評価が口コミサイトなどでも見られるので、ノーマルでは物足りずカスタムを求める人が2代目より多いのかもしれない。

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