トヨタが2025年9月15日に発売した次世代モビリティ「e-Palette(イーパレット)」。
モビリティ社会の実現に向けて、マルチな使い方と新たな移動体験を提供するモビリティである。とはいえ、そう聞いてもピンとこない人が多いだろう。
なぜなら、これまでの乗用車とも企業所有の商用車とも異なる、“公共交通の仲間”に属するからだ。
トヨタは東京・お台場地区で26年1月27日に、e-Palette取材会を実施。実車を使って報道陣にマルチな使い方を体験させた。
筆者もこの取材会に参加。すると、2つの大きな課題が改めて見えた。
「メガウェブ」の跡地で行われた取材会
新交通ゆりかもめの「青海(あおみ)駅」、またはりんかい線の「東京テレポート駅」のほど近くに25年10月3日、「トヨタアリーナ東京」がオープンした。バスケットボールをはじめ、さまざまなエンターテインメントが行われる、東京の新たな名所だ。
今回のe-Palette取材会は、トヨタアリーナ東京に隣接するカートコース「シティサーキット東京ベイ」を起点に行われた。
これら一帯は、21年末に終業したトヨタの体験型テーマパーク「メガウェブ」の跡地である。
シティサーキット東京ベイの屋内施設に入ると、そこはまるで“e-Paletteのテーマパーク”だった。ここからは、取材した順にe-Paletteの多様な使い方を紹介する。
最初は、自動運転だ。自動運転開発企業のティアフォーと連携した技術を活用し、車両制御インターフェイスを構築。自動運転と加速・減速、タイヤの切れ角などの車両制御システムの接続を標準化している。
そのうえで、堅牢性を高めるための冗長システムを搭載している。もしも、メインシステムに不具合が出ても、的確なバックアップ体制ができているということだ。




















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